普段から家具や文房具、雑貨などを見るのに興味があったことから、漠然とモノづくりをしている会社に入りたいと思い就職活動をスタートする。メーカー機能と商社機能を併せ持つ会社で、さまざまな商品・職種に携わり、経験を積めるところに魅力を感じて入社する。
企業・介護施設のお客さまに
さまざまな商材を提案
私が所属する「営業企画部」では、ビル管理用品、防災備蓄品、防疫用品など、さまざまな業界の企業に向けた商材の開拓を行っています。加えて、チラシや提案資料などの営業ツールを作成し、営業活動の支援も行っています。
また、単なるサポートにとどまらず、営業担当とともにお客さま先を訪問したり、営業に代わって商品提案を行ったりするなど、企画部門でありながら直接お客さまと接する機会も多くあります。
そのような活動の中で、主力商材の一つとして、医療・介護施設、工場、農家の方々に向けた「アシストスーツ」の販売も行っています。アシストスーツは、腰への負担が大きい作業現場において、身体的負担を軽減することができる、現場の方々にとって非常に有用な商品です。実際に現場でデモンストレーションを行い、商品の魅力を直接お伝えすることで、ご納得いただいたお客さまにご購入いただいています。
私がこの商品を提案する際に心がけているのは、お客さまに合わせて説明の仕方を工夫することです。なぜなら、商品の利用シーンや期待される効果はお客さまによって異なるため、一方的に機能のメリットを伝えるだけでは十分ではありません。現場やお客さまの状況を理解することこそが、適切なデモンストレーションの第一歩だと考えています。
この考え方は、アシストスーツに限らず、すべての商材に共通するものだと感じています。
一着のアシストスーツが
離職防止につながることも
アシストスーツのデモンストレーションは、「どんな体格か?」「どんな作業に使うのか?」など、相手一人ひとりに合わせて説明し、効果を実感していただく必要があります。商品の装着感は、電話やメールなどではなかなか伝わらず、正しい使い方を伝えるためにも訪問して直接伝えることが大切になります。
最初の頃に同行した先輩社員は臨機応変にお客さまに説明していましたが、一人だけでやってみると「本当に難しい!」のひと言でした。的確なデモンストレーションを行うには、機能・スペックを表面的に覚えるのではなく、しっかりと理解して身に付けることが大切だと学びました。
やはりこの商品を提案していて一番うれしいのは、実際にアシストスーツをご購入いただいたお客さまの声を直接聞けることです。例えば介護施設のお客さまを訪問した際、「これを使ってから腰の痛みや業務の負担が減りました。」と感謝の言葉をいただけると、一生懸命に提案してきてよかったと感じます。
部内、部署間の垣根がないコミュニケーションも魅力
当社では幅広い商品・サービスを取扱っているため、お客さまのニーズに合わせてさまざまな角度からサポートができる強みがあります。例えば、お客さまから「こんな商品が欲しい」と要望を受けた際、自分だけでは対応できなくても部内のメンバーに意見を貰うことでお客さまのご希望に答えることができることが多くあります。また、「保険に加入したい」「社員旅行を計画している」といった話を聞いた際には、保険代理店事業や旅行関連業務を担当している部署に情報をつなぐこともできます。このように部内や部署間で柔軟に連携することで、お客さまにとってより良い提案ができます。
また必要に応じて新しい商品を自由に発掘できるのも、当社ならではの魅力の一つです。コロナ禍になった際には、消毒液と検温器のセットがいち早く商品ラインナップに加わりました。私もぜひお客さまが満足し、かつ自社の営業担当の皆さんが提案してみたいと思える取扱商品を開拓したいと思っています。これはあくまで個人的な意見ですが、近年はオフィス環境でのペーパレス化やテレワーク体制が進んできていますので、システム・アプリケーションなどの商品も有効かもしれません。

Daily schedule
出社:メールチェック・ミーティング
チラシ、提案書作成
仕入先商談
法人顧客動向訪問
新商品の提案や、現在進行中の案件についての商談、取扱商品のデモンストレーションなどを行います。
帰社
見積書作成、提案書作成
日報提出、退社